【ジムニー辞典】本格的な雪シーズン到来!!JB64/JB74での雪道運転マニュアル

こんにちはシーエルリンクです。

本格的な雪シーズンが到来し、雪道を運転する機会も増えてくると思います。

そこで今回は雪道の運転した事ない、慣れていないという方の為に注意点をまとめてみました。

まず、雪道や凍結路を走行するにはスタッドレスタイヤ装着は必須になってきます。

シーエルリンクでは、タイヤ&ホイールセット販売をおこなっており、商品到着後そのまま装着してご利用いただけます。スタッドレスタイヤをご検討中の方は是非ご利用ください。

↓(画像をクリック)

1.運転前の準備

雪道運転では備えておくと安心なアイテムがいくつかあります。

・チェーン

・雪かき棒

・スコップ

・長靴

・軍手

・防寒着・毛布

・懐中電灯

・携帯用トイレ・非常用の水と食料

牽引ロープなどのレスキューアイテム

上記のようなアイテムがあれば万が一の時にも対処する事が出来ます。車の上や窓に積もった雪の除去するための雪かき棒や雪かき用のスコップがあれば便利です。

また、雪が深くなったりチェーン規制が実施される場合もあるのでチェーンは用意しておき、事前に装備の練習をしておりましょう。雪の中での作業が必要になった際の長靴・軍手などや非常時に備えた防寒具や食料があると安心です。

2.基本の運転方法

雪道は通常時の走行とは異なり、いくつかのポイントを注意して走行しないと事故を引き起こす可能性があります。

雪道走行の際に注意すべきポイントとして

①急発進・急加速・急ハンドル・急ブレーキは厳禁

急が付く操作をするとスリップに繋がるので避けましょう。特に急ブレーキに関しては、雪道でも良く走る4駆でもブレーキ性能は同じなので速度がついた状態で急ブレーキをかけるとスリップして突っこむ可能が高いので注意が必要です。

②走る前に積もった雪は除去

車の上に雪が積もったままだと落ちてきた雪で視界が遮られる可能性があり危険になります。走る前は車に積もった雪をある程度除去して走りましょう。

③ヘッドライトは点灯させておこう

雪が降っていると日中でも視界が悪くなり、対向車や歩行者に認知してもらえなくなる可能性があります。

その為、雪道走行では日中でもライトは点灯させておきましょう。吹雪の際はさらに視界が悪くなるのでハザードランプを点滅させて周りの車に位置を知らせましょう。

④ゆっくり発進・車間距離をあけての走行

マニュアル車は2速、オートマ車はクリープ現象を利用してじんわりと発進を意識しましょう。雪道では思うように止まる事が出来ないので車間距離は晴天時の3倍は開けるのが理想です。

⑤ブレーキには注意しよう

ブレーキはソフトに回数に分けましょう。                        下り坂の場合フットブレーキばかりに頼るとタイヤがロックされてぶれーきが効きにくくなる可能性もあります。エンジンブレーキを上手く活用しましょう。

また、カーブでは曲がりながらブレーキをかけると危険なので手前の直線のうちにブレーキをかけましょう。

以上の事を雪道走行の際には心がけましょう。

3.雪・路面状況別の運転方法

雪道といっても状態によって走行時の感覚が変わってきます。状態別に分けて注意点を見ていきましょう。

①新雪

雪が積もったばかりの道路の事で歩道と側溝との境界線が見えにくくなります。走行する際は中央寄りで走行しましょう。

②圧雪路

車が進行する事によって雪が踏み固められているので、路面が氷のようにつるつるした状態になります。轍があれば轍にそって走行しましょう。ただし、轍にハンドルを取られる場合があるので走行する際は気をつけましょう。

③シャーベット状

雪が溶けかけてシャーベット状になった路面なので※ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなります。走行する際はスピードを出しすぐいないように注意しましょう。

※雨の日に濡れた路面を高速で走行した際に、タイヤと路面との間に水膜ができて浮いた状態になり、ハンドルやブレーキが効かなくなる現象の事をいいます。

④アイスバーン

アイスバーンとは路面上で水分が凍結してツルツルに滑りやすくなっている状態のことでスタッドレスタイヤでも滑りやすいので要注意です。交差点やカーブ、日に当たりにくい場所で発生しやすいです。

特に路面が濡れているだけのように見えるブラックアイスバーンは特に危険です。停止する際は早い段階でブレーキをかけゆっくりと速度を落としましょう。

⑤ホワイトアウト

吹雪などで視界が極端に悪くなる現象の事でホワイトアウト状態で無理に走行を続けるのは危険です。

その為視界が悪化したらフォグランプ、リアフォグランプなどを点灯させ目立つ状態にしながら車を安全に止められる場所までゆっくりと移動し吹雪が落ち着くまで待機しましょう。

その他、橋やトンネル出口などでは凍結してる可能性が高いので注意が必要です。

4.ジムニーで雪道走行する場合

ジムニーは必要な時に四輪駆動に切り替える事ができる「パートタイム4WD」を採用してます。

常に四駆で走行してる車と違い、乾いた路面で四駆走行すると駆動系に負荷が掛かるので通常時は二駆で走行し雪道・凍結路面では四駆に切り替えて走行しましょう。

ジムニーの場合4駆のハイギア(4H)とローギア(4L)がありますが、雪道・凍結路面での走行では基本はハイギア(4H)で走行しましょう。

ローギア(4L)で走行する事も出来ますが、ギア比が高くなるため、よりスリップしやすくなります。

さらに4Lギアの場合で一部の電子制御装置もOFFになる為雪道・凍結状態の通常走行ではあまりオススメは出来ません。

もしスタックした際にはローギア(4L)に切り替えてみましょう。

※4Lへの切り替えは停車中のみ可能です。

5.終わりに

雪道・凍結路面での走行ではいくつかのポイントを注意しなければなりません。通常路面の感覚で走行すると事故を起こす危険があるので注意しましょう。

そしてどんな状況でも焦らず冷静に対処する事が大切になってきます。雪道走行をする前に必要なアイテムや注意すべきポイントなどをおさえ、念入りな準備をして安全を意識した適切なスピードで走行しましょう。

シーエルリンクのホームページ企画『ジムニー辞典』を日々更新しています。

ジムニー辞典はジムニーユーザーの気になる部分、分からないことを解消するために活用できるジムニー乗りのバイブルを目指しています。

是非コチラからご確認くださいね。

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